真宗大谷派(東本願寺)大阪教区の御遠忌情報

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌 第二期法要・第三期法要厳修について

2011年03月30日 水曜日  投稿者  カテゴリーお知らせ, 本山御遠忌

2011.03.29 更新 宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌 第二期法要・第三期法要厳修について
宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌
第二期法要・第三期法要厳修のお知らせ

このたびの東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになられた方々に、衷心より哀悼の意を表しますとともに、いまなお深い悲しみの中で、苦難の生活を強いられている全ての皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今月19日から28日まで予定されておりました御遠忌第一期法要は、激甚災害の現実と原子力発電所の深刻な事態を受け止め、中止させていただき、真宗本廟において「被災者支援のつどい」としての法会を開かせていただきました。本つどいでは、被災者や参加者に向けての多数のメッセージが寄せられるとともに、参加者の皆さまから、「法要が中止されたことは残念だが大変有意義だった」等、多数ご賛同の声をいただきました。
しかし一方では、第一期法要中止についてのご批判やご指摘、そして、第二期法要及び第三期法要についての様々なお尋ねやご意見を頂戴いたしました。関係各位におかれましては、ご心配とご迷惑をおかけいたしておりますこと心よりお詫び申し上げます。
このたび、10日間(18回)にわたって「被災者支援のつどい」を開催させていただく中で、被災された方々と悲しみを共にしてまいることが支援への第一歩であり、このことこそが、宗祖親鸞聖人のご精神に適う、いま為すべきことであると確信するものであります。
つきましては、「宗祖としての親鸞聖人に遇う」という御遠忌基本理念のもと、被災された方々に思いを馳せ、悲しみを共にしながら、いよいよ「人間回復の一道」を証してまいりたく、「被災者支援のつどい」の願いを引き継ぎ、法要次第及び荘厳の一部を変更して予定どおり御遠忌第二期法要及び第三期法要を厳修いたします。このことを通して被災者支援の活動が更に大きな潮流となって全国の御同朋御同行に拡がることを心から念じております。皆さま方のご参拝を心よりお待ち申し上げております。合掌
2011年3月

真宗大谷派

宗務総長 安 原??? 晃

http://www.higashihonganji.or.jp/info/news/detail.php?id=257

東本願寺HPより 転載

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