真宗大谷派(東本願寺)大阪教区の御遠忌情報

第3回御遠忌委員会総会

2009年03月01日 日曜日  投稿者  カテゴリー『南御堂』, 教区御遠忌

さる2月5日、難波別院本堂地下研修ホール講義室において「大阪教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌委員会」の第3回総会が開催され、御遠忌団体参拝・お待ち受け行事などの取り組みが、より一層具体化に向けて動き出した。

当日はまず、昨年12月6日に御遠忌委員会副委員長であった酒井度氏が逝去されたことを受け、御遠忌委員会常任委員会で副委員長補充について協議された内容が小松崇委員長から報告された。

同委員会では、後任は教区門徒会から選出することが望ましいとして欠員補充人事を望む意見もあったが、組・教区門徒会員の改選が間近に迫っていることに鑑み、次期教区門徒会長が互選されるまでの間、副委員長1名は欠員のまま運営していく考えが報告され総会で了解された。

その後、同委員会と各専門部会から協議経過の報告並びに確認が行われた、要旨は次のとおり。

【常任委員会】
今後の教区御遠忌の取り組みを本格化させるため、教区の共通認識の確立を目指し「御遠忌テーマ基本理念作業部会」を設置することを確認。

【法要部会】
?教区お待ち受け大会における法要 ?教区御遠忌讃仰事業(仮称「教区の日」)における法要 ?教区御遠忌における法要が当部会の三本柱となることを確認。今後計画される業務を機動的に遂行していくため、法要部員のみならず、それぞれに実行委員会を設置して取り組んでいくことを確認。

教化事業部会】
「 (仮称)教区お待ち受け月間」を設け、2010年3月27日(土)から2010年5月初旬までの期間に青少幼年・女性・門徒(推進員)を対象にした大会・集い等について、難波別院等を会場として開催することを検討中。これまでに提案されている、お待ち受け月間に関する内容を整理するため作業部会を設置。

【財務部会】
現在の教区と経済状況に鑑み、御遠忌予算の大枠について協議中。具体的には、教化事業積立金・教化推進資金保管金・大阪教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌真宗本廟両堂等御修復懇志金交付金保管金等の基金をベースに予算を編成をするという財務原案が、委員会の共通認識となるか、各部会に働きかけていく方針。

【団体参拝部会】
本山御遠忌本部から提示されている初期設定総数の1万1400席の具体的な団体参拝計画について協議。同割当数については、一部の組から500人を超える団参計画の強い要望が相次いだことから、本山及び各教区との調整を行ない、追加3230席を含んだ1万4630席が確保され、約1万2091席分の各組・ブロックへの割り当てが内定。現在、3月を中心とした残る2539席について、各組長・ブロック長を窓口に第2次募集を進めている。

今後は、各組・各ブロック内の団体参拝月日座ごとの団体参拝申し込み手続きが7月以降開始され、実施計画が策定される運びとなることから、教区としての参拝計画の要望や意見、傾向などを取りまとめ、本山御遠忌本部への必要な対応を計っていく予定。

【広報部会】
教区教化委員会(主に視聴覚伝道部・ホームページ部)や出版会議と連携を密にしながら、御遠忌テーマやコンセプト並びに「親鸞聖人」その人を広く地域社会にもアピールできる内容で取り組んでいくべきであると考えている。特にこれまでに無い手法での広報活動の展開も模索。

南御堂 第559号 2009年(平成21)3月1日

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