６月２９日難波別院同朋会館において、平成２４年度大阪教区代６組組推協総会及び第１回合同聞法会が行われました。

組推協総会において、平成２３年度の監査報告及び役員選出、新役員紹介の後、前大阪大学総長・大谷大学教授鷲田清一先生を講師に招き、合同聞法会を行いました。

「できなくなってはじめてできること」
?わたしたちが生きる社会は、「何ができるか」「何をしてきたか」でひとの価値を測る社会です。だから、履歴書の記載事項にあるように、免許資格や業績が問われます。そこでは「できない」ことがいつも欠損としてしか考えられていません。「できない」ことは在る意味で弱さです。けれど も弱いからこそできること、ただ「できない」のではなくて「できなくなってはじめてできること」というのがあるのではないでしょうか。幾人かの人生を例にとって、弱さのなかの勁（つよ）さについて考えてみます。

鷲田先生から上記お言葉を頂きました。その意味を深く噛みしめ、念仏申しあげます。

合掌