27組の通信員さんがレポートして下さったように、うだるような暑さの中、大和大谷別院でお待ち受け法要が勤まりました。
奈良県内4組からお参りいただけましたので、普段の大和大谷別院では見られないたいへんな盛況ぶりでした。本堂内には収まりきれないと予想して、隣の会館にケーブルを引いてライブ中継する別室を用意したのは大正解でした。
講演は大谷大学教授の宮下晴輝先生をご講師に「本願まします」という講題でお話いただきました。南無阿弥陀仏という名号によって阿弥陀仏に帰命する者が初めて師を師として仰ぎ、また仏陀を仏陀として仰ぐことができる。信じることができる。そのことを詳しく丁寧に説明して下さいました。
しかし、とにかく暑かったです! 出仕している間、汗がダラダラ。汗っかきの人など装束を解いたら袈裟までグッチョリ。汗じみが心配でしょうね…。
ご門徒さん方も、暑さに耐えつつその場に参加できる本堂か、モニター越しになるもののエアコンの効いた会館か、難しい選択だったのではないでしょうか。
一方、コーラスのため遠方から集まって下さった坊守会のみなさまは、暑さにも顔色一つ変えず凛としておられました。流石です!
御遠忌本番は、もうちょっと暑くない時期に、もっともっと熱い法要をしたい! そんなことを思ったお待ち受け法要でした。