真宗大谷派(東本願寺)大阪教区の御遠忌情報

「第16組お待ち受け法要及び同朋大会」報告

2011年01月16日 日曜日  投稿者  カテゴリー16組

さる10月6日、「第16組宗祖親鸞聖人750回御遠忌お待ち受け法要及び同朋大会」が八尾別院大信寺に於いて、157人の参詣者と共に開催されました。

三嶋勝美門徒会長が開会の辞を述べられた後、エレクトーンの伴奏による真宗宗歌斉唱、その後池田大興組長の挨拶、並びに宗務総長からのメッセージの代読がなされました。続いて、御遠忌テーマソング「今、いのちに目覚めるとき」を、藤澤敦子副組長指揮のもと、坊守、門徒会、組推協の有志で合唱されました。

第1部のお待ち受け法要は、「三帰依」の合唱、正信偈草四句目下、讃歌「四弘誓願」、念仏和讃(同朋奉讃式)が厳かに勤められました。

第2部の同朋大会は讃歌「光はみちて」を藤澤敦子副組長の指揮で坊守他有志の皆様で合唱されました。その後、真城義麿氏(大谷中・高等学校長)に「本音と本願」の演題で講演をいただきました。
中世は神が中心、歴史と共に人間が中心になり、現在は経済が中心であり、人間はその下で「人材」として扱われている。あらゆる事が数字で評価されるようになり、争いの多い自己中心の世の中である。しかし、人は皆平等に生かし合う事ができると、本願念仏に出遇うことの大切さをわかりやすく例を上げて説明していただき、有意義な90分でした。全員が咳きひとつせず真剣に拝聴しておりました。聞法することの意義を改めて深く感じた事でした。

最後に「恩徳讃?」を合唱しながら、お待ち受け法要及び同朋大会はつつがなく終了いたしました。

第16組組推協会長・辻田清輝/しゃらりん第24号(2010年12月発行)より転載

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