来年お迎えする御遠忌を前に、第13組におきましては、「宗祖親鸞聖人750回御遠忌お待ち受け大会」を組内願得寺を会場とし、11月10日午後2時より開催いたしました。
当日は天候に恵まれ、多数の「寺族」、門徒の方々が足を運ばれ、盛大に勤めることができました。大会にあたり、宗務総長の「宗祖としての親鸞聖人に遇う」という基本理念のお言葉が届きましたが、そのことは念仏者としての生涯を通し、遇い続けることだと受け止めさせていただきました。
第1部では、全員で正信偈をお勤めし、組内道?寺前住職の入江健明氏による熱のこもった「親鸞聖人ご一代記」の記念法話をいただき、具体化された親鸞聖人のみ教えと、その人間像を今一度確認させていただきました。
第2部では、第20組専入寺住職の本多恭盟氏方々8名の、邦楽器による仏教讃歌演奏を披露していただき、尺八・琴・鳳笙・歌での親しみ深い「みほとけ」「恩徳讃」等を45分間に渡り、聞かせていただきました。その音色と響きは、静寂した堂内に響きわたり、この度のお待ち受け大会を厳粛に盛りたてていただきました。
書籍・物品販売もあり、ブットンくんも会場を盛り上げてくれました。
この度のお待ち受け大会は、来年の御遠忌に向けた大切な機縁であり、2013年にお迎えする「大阪教区宗祖親鸞聖人750回御遠忌」へと受け継がれてゆくことでしょう。
第13組浄圓寺・山田武司/しゃらりん第24号(2010年12月発行)より転載