真宗大谷派(東本願寺)大阪教区の御遠忌情報

第13回御遠忌委員会総会

2011年08月01日 月曜日  投稿者  カテゴリー『南御堂』, 教区御遠忌

さる7月22日、難波別院同朋会館講堂において第13回「大阪教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌委員会」の総会が開催された。先の第12回総会で確認された記念行事企画案を基に行われる全寺院・教会対象のアンケート内容が決定した当日は、7月25日より御遠忌委員会委員として就任が予定される10人もオブザーバーとして出席し、御遠忌委員64人の出席とあわせて会議は開催された。この日の議案では次の五案件、二つの報告案件が了解、確認された。

2011年度通常教区会、教区門徒会に向けて、御遠忌特別会計補正予算案の審議が行われた。藤田恭樹財務部長よりこのたびの補正予算案に関する説明が行われ、収入の部として本山御遠忌・御修復懇志金超過納金による「教化交付金」の増収、「讃仰御香儀」収納超過による増額、支出の部として教区御遠忌費内に「堺支院御遠忌費」の新設、記念五条袈裟追加調製に伴う調製費増額と会議費の増額がそれぞれ確認・了承された。

教区御遠忌記念行事に関するアンケート内容が確定

次に、これまで御遠忌委員会で決定されている「大阪教区・難波別院宗祖親鸞聖人七五〇回御遠忌記念同朋の集い」企画案を基に、この集いが教区挙げて取り組まれることを願い行われる、教区内全寺院・教会を対象とした聞き取りアンケートの内容について協議が行われた。各寺院・教会からの意見聴取、参加見込人数の集計ができるよう御遠忌常任委員会において素案が作成され、総会において精査されることになった。

アンケートは、教化活動、年中儀式・行事、不定期の行事の現状、教区お待ち受け法要・諸行事への参加内容、本山御遠忌への参加内容、教区記念行事への意見聴取と参加見込人数の聞き取り、今後の教化活動の展望が盛り込まれ、各組教務所長巡回で内容の周知を行いながら、9月中旬までに集計できるよう実施されることとなる。

さらに委員会総会では、7月25日から御遠忌委員に就任する委員の報告が行われ、団体参拝部会を除く四専門部会員の互選がなされた。また、難波別院本堂内陣の荘厳修復事業に関する募財の了承、本山御正当報恩講・讃仰音楽法要・御本尊動座式への教区団参計画の推進、本山御遠忌への教区団参状況報告、教区御遠忌法要企画に関する協議の進捗報告がそれぞれ行われた。

会議は長時間にわたるものとなったが、その後各専門部会に分かれ、委員の顔合わせや副部長の互選、今後の協議の方向性など話し合われた。

南御堂 590号 2011年(平成23)8月1日

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