この日、大谷派の派祖であられる教如上人の四百回忌の法要が勤まりました。
従来の法要とは異なり大谷派の聲明に弦楽のオーケストラと日本古来の尺八や琵琶とのコラボレーションによる新しい試みがその法要として勤まりました。
この法要は御遠忌委員会の会員のみに出仕が呼び掛けられました。
内陣・後座出仕の方はおよそ20名と御遠忌委員会の総数にしては少なく寂しく思われましたが、法要自体は和洋のイイ所が窺われて、法要に不慣れな法中の方々には通常の法要ですら、戸惑うのにこの様な特別な法要は大変だったと思います。
お疲れ様でした。
しかし非常によく出来たお勤めではなかったかと思います。
ただ一つ難を言えば大切なお経『仏説阿弥陀経』の際、オーケストラの音で打ち消されてしまい、外陣の准堂会の方々は辛かったのではないかと思いました。
今後この様な形式の法要をする際は課題になるのではないかと思います。
写真は法中部屋。