27日はお天気も良くたくさんの参拝者に恵まれました。700名以上の参拝者と40数名の出仕者があったとうかがっています。
音楽法要の形式で、要所要所で美しいコーラスの調べが入りとても華やかな法要でした。
御遠忌委員会の要職の方々にそれぞれ有り難いご挨拶をいただいたのですが、中でも教務所長の挨拶はそのまま法話といってもよいお話で、お待ち受けとは誰が何を待ち受けているのか、それは親鸞聖人が私たちを待ち受けて下さっているのだ、というご教示には特に感銘いたしました。
法要の出仕者が退堂後、宗務総長より『教行信証(坂東本)』影印本の贈呈が行われました。それから休憩を挟み、この度の坂東本修復・復刻事業にあたられた三木彰円先生の講演があり、坂東本の説明とそれをいただく私たちのありかたについてお話くださいました。
これから各別院においてお待ち受け法要が勤まります。教区への影印本贈呈の式次第は今回の難波別院のみですが、それを除いても素晴らしい法要に違いはありません。待ち受けて下さる親鸞聖人に対する私たちの感謝の心を、法要への参加によって是非とも表していたたければと願うしだいです。