真宗大谷派(東本願寺)大阪教区の御遠忌情報

親鸞講座を振り返って

2010年11月24日 水曜日  投稿者  カテゴリー教区お待ち受け

 親鸞講座全7回が、14日の香山リカ氏の講演をもってすべて終了しました。4月15日の第1回から数えて、延べで約2200人の来場者がありました。各会場へ足を運んで下さった方々、有り難うございました。また関係スタッフの尽力に心より感謝致します。

 親鸞講座は、混迷する現代に在る私たち一人ひとりが、苦悩の時代に真実を求めて止まなかった親鸞聖人の人生に学び、真に生きる力となっていく教えに出遇うことを願いとして企画されました。様々な分野で活躍される方々から、親鸞聖人との出遇い、真宗の教え等に関連して、各々の立場で語っていただきました。

 この講座には、これまで親鸞聖人や真宗の教えに御縁のなかった人々にも、是非興味をもって聴聞に足を運んでいただけるような、一般に広く開かれたものでありたいとの期待が込められていました。その意味では、門徒、寺院関係者に止まらず、宗門以外の一般の人たちに予想以上に多く来場いただいたことは嬉しい限りです。

 さらに今回の新しい試みとして、難波別院以外の会場を借りて講座が開かれました。奈良県大和郡山市と兵庫県三田市の2会場で行われた講座は、地元スタッフ(大阪教区24〜27組、同8組)の皆様が精力的に企画を進めて下さったおかげで、両会場とも近隣を中心に多数の方の入場で賑わいました。講演も好評で、再度の開催を求める声も聞かれました。

 一方、今回の講座開催を通じて、企画、日程、広報のあり方等様々な課題も見えて来ました。現在アンケートの集計、分析作業を進めています。その結果を受けて、教区主催の講座のあり方について、今後広く議論を進めていかなければならないと思います。

 最終回講師の香山氏が語られたように、現代人が抱くような深い悩みに、今から750年の昔、真剣に向き合われたのが親鸞聖人です。私たちが自分自身の心の闇を見据えることが、「宗祖としての親鸞聖人で出遇う」(御遠忌基本理念)ことになるのではないでしょうか。親鸞講座に参加したお一人お一人が、自らの人生について改めて考える機縁を得られたことを信じて止みません。

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