真宗大谷派(東本願寺)大阪教区の御遠忌情報

大阪教区門徒会長 2013年 年頭ご挨拶

2013年01月01日 火曜日  投稿者  カテゴリー『南御堂』, 教区御遠忌

大阪教区・難波別院宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要に向けて 年頭ご挨拶

御遠忌を機縁に教え発信し継続する願い

大阪教区門徒会長 内山 宗之

皆様、明けましておめでとうございます。
今年は言うまでもなく、教区宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要の厳修される年であります。御遠忌に関わる者として、「この御遠忌法要を何としても円成させるために」と身の引き締ま
る思いで、新しい年の初めを迎えました。
昨年、御修復成った本堂で、10月25日の南御堂本堂の奉告法要を始めとして報恩講が荘厳な中にも華やかに勤まりました。参拝者の方々のお顔もそれぞれに華やいで満足げに見えました。
『南御堂』新聞の11月号の「御遠忌に思いを寄せて響き渡ったお念仏の声」を拝読して、教区内の全ての門徒が御遠忌にむかって盛り上がっているエネルギーを感じました。本当に頼もしく思いました。南御堂の本堂は私たち真宗門徒の聞法の依り所であり、当派の教えを子や孫に引き継いでもらうための場であって、私たちはこの場を大切に護っていかなければなりません。教区御遠忌円成のため皆様方のご尽力をお願いいたします。
私たち門徒一人ひとりが、宗祖親鸞聖人の御遠忌の基本理念でありました「宗祖としての親鸞聖人に遇う」、の言葉の通り、親鸞聖人に出遇えるよう努めなければなりません。そして自らの学びを信じ、自らの学びに自信を持たねばなりません。
私たちの宗派は今、外に向かって情報を発信することが得手ではありません。しかし、このたびの御遠忌で、教化委員会では色々な媒体を使って、宗門内外に情報を発信しようと試みておられますが本当に大切な事で、有り難いことだと思っています。
この御遠忌を機縁に宗門外の人々にも真宗の教えが発信され、真宗の教えが広まっていき、それが一時的なものでなく、継続されていく事を願っています。

(「南御堂』 第607号 2013年(平成25)1月1日 発行)

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