「教如上人と東西分派」
大谷大学学長 草野 顕之(くさの けんし)
4月23日(火)14:00 教如上人400回忌法要(音楽法要)
この度、400回忌をお迎えすることとなった教如上人は、戦国時代から江戸時代へと移り変わる激動の時代を生きられた。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった武将達の、天下統一の烈しい戦いに巻き込まれながらも、親鸞聖人のみ教えを守るべく死を賭して活動を続けられた。結果、西本願寺から分離独立し、東本願寺創立の祖となられたが、その教如上人の生涯をたどり、上人が願われたことがどこにあったのかを考えてみたい。
(「南御堂』 第607号 2013年(平成25)1月1日 発行)